馬券の買い方(ながし、ボックス編)

金沢競馬場には二種類のマークシートが存在します。オレンジ色のマークシートは通常投票、白色のマークシートでは「流し」と「ボックス」という特殊な買い方が出来ます。


オレンジ色のマークシート(通常投票)

白色のマークシート(流しとボックスに使用)


●ながし
「流し」とは、1頭の軸馬(自分が一着になると予想する馬)を決めてその馬から他の何頭かの馬との組み合わせを買うことです。
金沢競馬では、白色のマークシートを使用して購入します。


(図1)

例1)④を一着と予想して、二着が②、⑧、⑨のいずれかと予想して馬連を購入。買い目は④=②、④=⑧、④=⑨となります。(図1参照)


(図2)
例2)⑧を一着と予想し、2着は②、③、⑥のいずれか、また3着も②、③、⑥のいずれかが来ると予想した場合は、6点の購入が可能です。(図2参照)

なお、一頭を二着に固定など、上記した以外の買い方もありますので、試してみてください。

もちろん、普通のマークシート(オレンジ色)でも同様に買えますが、マークが面倒な場合にこのマークシートを使用することによって迅速な購入が出来ます。

●ボックス
指定した馬で考えられる全通りを購入する方法です。
同様に、白色のマークシートを使用して購入します。

(図3)

例)③⑥⑧をボックスで馬連を購入するとすると、買い目は③=⑥、⑥=⑧、③=⑧の三通りになります。(図3参照)

こちらも、普通のマークシート(オレンジ色)でも同様に買えますが、買い目が増えてマークするのがややこしくなるのを防ぐという役割を果たします。

数学的補足 ボックスにおける買い目の数について
買い目に関しては以下の公式に当てはめることで算出できます。(選んだ頭数nで表す)

・馬連、ワイド nC2
・馬単 nP2
・三連複 nC3
・三連単 nP3

馬単は馬連、ワイドの2倍、三連単は三連複の6倍の買い目となると覚えておくと良いでしょう。


なお、JRAにおける購入方法と一部違う点が御座いますが、金沢競馬場での購入を想定した記事としているため、ここでは割愛させて頂きます。

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